物流をゼロベースで見直します。いわば物流のモデルチェンジともいえます。通常、物流は「過去の与件」に合わせて設計されており、時間の経過とともに内外環境が変化し、その在り方がかならずしも与件に適応するものではなくなっていきます。「現在の与件」にフォーカスしながら「未来の与件」をも考慮に入れて物流を再構築しておくことは、中長期の企業競争力維持の観点から非常に重要な要素であると考えています。
現在の物流を部分的に改善します。いわば物流のバージョンアップともいえます。大幅な変更にはなかなか踏み出しにくいものですが、現実の物流を可視化して課題を丁寧に抽出していくことで、実現可能な改善の切り口も見えてきます。物流効率化を頻繁に行い、企業内に改善マインドを醸成しておくことも、非常に重要なアプローチだと考えています。
物流の共同化をコーディネートします。物流コストの削減だけでなく、環境負荷低減への貢献が求められる昨今、物流共同化はどの企業にとっても必須の検討テーマだと思います。複数の企業が実際に共同化を進めていくためには、利害関係の調整、既存物流業者の存在やコストの透明性の担保など、複雑な問題の解決を避けては通れません。当社は3PL事業者としてこれらの問題を主体的に解決することで、物流共同化の実現に貢献します。