CASE6：メーカーＥ社様物流再構築
概要
全国冷凍物流ネットワーク再構築のコンサルティングを実施。全体最適の観点から、全国の在庫拠点を再配置することで物流効率化を実現しました。再構築後も当社が物流管理会社として業務内容を可視化し、継続的な改善に取り組み続けています。
海外在庫拠点の集約
拡大表示特徴
- 海外在庫拠点の集約
- 再構築前の物流ネットワークでは海外品在庫拠点が分散していた為、拠点間輸送が課題となっていました。海外品在庫拠点と関東地区配送拠点については流通加工機能を持つ当社物流センターへ集約することにより、物流コストと管理コストの削減を実現しました。
- 国内工場の設備診断・冷凍機改修
- 国内工場に隣接する倉庫に十分な凍結設備が無かった為、生産した商品は全て近隣の在庫拠点へ持ち込む必要がありました。そこで、当社のグループ会社である株式会社ニチレイ・ロジスティクスエンジニアリングによる「設備まるごと診断」と冷凍機の改修を実施。生産した商品を工場倉庫で凍結することで大口納品先や全国の在庫拠点への直送が可能となり、国内工場から近隣在庫拠点への輸送および拠点コストの削減を実現しました。
- 業務の可視化と継続的改善
- 再構築前は複数の倉庫会社・運送会社へ委託していた為、物流実績や物流コストの把握が複雑になっていました。全国の在庫拠点と輸配送が全て当社グループに統一されたことにより、全国共通のＷＭＳによる一元管理が可能となりました。再構築後も当社が物流管理会社として業務内容を可視化し、レポートをもとに共同で継続的改善に向けた取り組みを行っています。