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事例紹介 CASE study

CASE2:メーカーB社様首都圏配送業務効率化

概要

首都圏エリアの配送業務効率化のコンサルティングを受託し、効率化の提案を行いました。その結果を踏まえて、物流子会社とのパートナーシップを構築した3PL事業者として提案内容を実現しました。その後も継続的な改善に取り組んでいます。

配車コンセプト

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業務プロセス

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特徴

配車コンセプトの変更
日々の配送コース設計が県別に配車をするという枠組みの中でなされていましたが、この枠組みを変えて首都圏一括配車を行うことにより、日々の配送車両台数の削減が可能であるという結論に至りました。配車のプロセスは良くも悪くも属人的になる傾向があり、改善のためのシーズが隠されているケースが非常に多いと考えています。
配車プロセスの改善
首都圏一括配車を実現するために、配車のプロセス改善に着手。まず一都六県の“区切り”を意識せず配車を行うために、当社保有の自動配車ソフトの活用を決定。 その結果を物流子会社に送付して微調整後に実車手配を行うという配車プロセスへ変更しました。 従来のプロセスの中に、自動配車という別の視点を導入することで、より効率的な配車を目指しています。
物流子会社の継続活用
メーカーの物流子会社や長年の委託関係にある協力会社に業務を委託している場合、ノウハウを活かしてイレギュラー業務に対応する場合も少なからずあります。しかし、物流効率化を推進するには、それらが阻害要因となり効率化が進まないこともあります。今回の取り組みでは、当社が物流管理会社としてB社様と物流子会社の間に入ることにより、車両提供などの実務業務は既存物流子会社が、業務の効率化・管理は当社が担当。これにより物流子会社を活用しつつ、外部の視点で効率化を推進するという取り組みを実現しています。
業務の可視化と継続的改善
当社は物流管理会社として、物流改善実行後も日々の業務内容を可視化し、B社様および物流子会社と共有する機会を設けています。また、その内容から継続的改善のアイデアを創出し、B社様および物流子会社の協力を得て改善策の実現を推進しています。